今回のイベントはペットボトルロケットを飛ばそう!というイベントで、子供たちがペットボトルをロケットに加工してもらい、専用の発射台に乗せて、自転車の空気入れの力を使って遠くに飛ばして飛距離を競うというものです。
ペットボトルの加工自体はそれほど難しいものではないのですが、羽の付け方やオモリの付け方を変えるだけで飛距離がガラッと変わり、びっくりするくらい遠くに飛ばせるので、大人でも楽しめる遊びだと思います。
まずは子供たちにロケットの作り方を説明します。
そのまま体育館でロケットを作ります。
おやじたちのほうで準備した道具はこれくらい。空のペットボトル、牛乳の紙パックにビニールテープに、マジック、そして油粘土。実は油粘土がポイントで、ロケットの先端に粘土を少し付けてオモリにすると、飛ぶ方向が安定して遠くに飛ばせるようになります。
ロケットを作ったら、校庭の端に集まります。
さっそく発射台にとりつけて、自転車の空気入れで圧力を上げます。ゲージ付きの空気入れが便利です。
ペットボトルに水を1/3~1/2ほど入れて、台にセット。
そしてドキドキの発射です。
みんなで掛け声をかけてカウントダウン。
3,2、1,発射~~
勢い良く水が吹き出して、ペットボトルが飛び出します。
一瞬にして大空へ!
思ったより、遠くに飛ぶ姿に歓声があがります。子供たちも自分が作ったロケットを遠くに飛ばせて大興奮。一人2回ほど距離を計測して、順位を競いましたが、一番遠くに飛んだ子は、なんと学校の柵越えで場外に。ざっくり測った感じだと80mを超えた子も何人かでました。
それほど広くはない小学校の校庭ですが、端から端まで飛ぶので、かなりの飛距離だと思います。
羽の付け方、材質、オモリの重さ、水の量、水圧、台の角度。いろんな要因があって、何をどれくらいにすると遠くに飛ぶのかはよくわかりませんが、うまく飛ばせれば100mくらいは飛ぶそうです。
そして、コハのロケットは約50m飛ばせて、それなりに満足顔でした。
いやー50m飛ばせるだけでもけっこうすごいと思いますよ。
日本ペットボトルクラフト協会という団体まであって、競技規則
というものまであるみたいなので、もっと遠くに飛ばせるのかもしれません。
実は昨年、発射台もオヤジたちで自作しようかといろいろ試してみたのですが、なんだかんだ言って、正規品を買ったほうが飛ばせるよね。ということで無難に購入しました。
台は4000円ほどで、今回のイベントのように大人数でたくさん飛ばすなら、発射口はたくさん用意したほうが楽しめると思います。今回は発射台4台に発射口18個用意したので、集まった60人の子供たちもなんとか効率良く楽しめました。
掛け声と共に大空に飛ぶロケットは、思った以上にスカッとして、大人ともども、とても楽しい時間を過ごすことができました。近くに広い広場とかある方は、発射台を1台買って遊んでみてはどうでしょうか。夏休みにロケットを作って楽しむのもいいかも。あと、発射するときはかなりの勢いで飛んでいくので、ぶつからないように人がいないところで飛ばすようにするのをお忘れなく。
まぁ、発射させる時にロケットから水が噴射するので、後ろにいるオヤジたちは全身びちょ濡れになっていたんですけどね。
ということで、キャンプの行けない日が続きましたが、今週こそは出撃してきます!